言語聴覚士(ST)の国家試験の合格率が低いワケ3選

言語聴覚士とは

今回は言語聴覚士を目指している方向けに、

言語聴覚士(ST:Speech Therapist)の国家試験の合格率が低い理由について解説していきます。

トメトメ
トメトメ

今回は言語聴覚士の国家試験合格率が低い理由について、
ずんずん解説していくにゃ

▼言語聴覚士のデメリットも確認しましょう▼

記事 言語聴覚士になる時のデメリット5選

こんにちは、最近ティラミスに目がない言語聴覚士のトメトメです。

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言語聴覚士(ST)の国家試験合格率が低い理由

言語聴覚士(ST)の国家試験の合格率は一般に医療職種の中で低いとされています。

その理由を3つ発表します。

理由1:範囲が広い

言語聴覚士の国家試験は一般的に考えて範囲が広くかつ細かいと言われています。

トメトメ
トメトメ

STの国試って

宇宙レベルで広いにゃ!!

言語聴覚士の試験科目は大きく分けて、「基礎科目」と「専門科目」のふたつに分けられます。

基礎科目

医学総論、解剖学、生理学、病理学、内科学、小児科学、精神医学、リハビリテーション医学、耳鼻咽喉科学、臨床神経学、形成外科学、臨床歯科医学、口腔外科学、臨床心理学、認知・学習心理学、心理測定法、生涯発達心理学、言語学、音声学、言語発達学、音響学、聴覚心理学、社会福祉・教育学

専門科目

言語聴覚障害学総論、失語症、高次脳機能障害、言語発達障害、嚥下障害、音声障害、構音障害、吃音、聴覚障害

高校生
高校生

大変そうだね…

あきらめそうだ…

トメトメ
トメトメ

こう見ると大変そうだけど、
ポイントを上手く抑えて勉強すればいけるにゃ

理由2:難易度が高い

医療従事者の資格のなかでは、難易度は高いです。勉強しないと合格できません。

各専門学校や大学では合格率を高く発表するために留年させ、確実に合格できるもののみ受験させる学校もあります。

留年した学生
留年した学生

頑張ったんだけど…

トメトメ
トメトメ

トメもギリギリ…

普通に頑張ってもきつい…

そのため、合格率が以上に高い学校は特に、受験者数(合格者数)も確認しましょう。

誰でも簡単に卒業出来て、誰でも簡単に合格する資格ではありません

ただ、勉強が苦手だった子も”言語聴覚士になる”という目標を持っている子は素晴らしい言語聴覚士として立派に働いている子が多いです。

理由3:仕事内容・勉強内容がマイナー

勉強している内容はマイナーでピンとこない内容が多いです。

専門性が高く、言語や発音について、音響学など小難しい内容が多いです。

また、普段あまりかからない病気を専門とするので、 「ふーん…そんな病気あるんだ、聞いたこともないなぁ~」というところから始まるので、まずは、病名を覚えるところから始まります。

病名を覚えたら、どんな人が多くかかり、どんな症状が出て、どんな治療を受け、STができることはどんなことか、どんな予後(その病気の見立て)になるのかをどんどん深く勉強していくことになります。

ただ、このサイトを読んでもらって、 “言語聴覚士とはこんなことをするのか”、“この分野はこういうことをするのか”ということだけでも知ってもらえたら、全然違うので、他の記事もたくさん読んでみてください。

まとめ

ここまで読むと合格できないのではないかと不安になると思いますが、合格率が低いメリットも意外とたくさんあります。

記事 言語聴覚士の国家試験合格率が低いメリット はこちら

不安になる必要はありません

入学した学校で勉強して合格すると、安定してやりがいのあるお仕事が待っています。

記事 言語聴覚士になるメリット はこちら

一緒に頑張りましょう!

トメトメ
トメトメ

もし、万が一国試に落ちても、

もともと難しい資格なんだから、落ち込まなくていいにゃ!

記事 言語聴覚士の国家試験に落ちても落ち込まなくていい理由4選

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