言語聴覚士(ST)とはどんな仕事?

言語聴覚士とは

2023年、ブルースウィリスさんが失語症の他に、前頭側頭型認知症を発表しました。

言語聴覚士は失語症のリハビリをするリハビリ師です。

また、認知症にも多く関わります。

今回は学生や、転職を考えている方、など、「言語聴覚士」ってどんなことしてるの?という方に具体的に「言語聴覚士」という職業を紹介しようと思います!

こんにちわ!現役言語聴覚士のトメトメです。

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言語聴覚士とは  

「言語聴覚士」って初めて聞くわ

トメトメ
トメトメ

言語聴覚士の仕事内容を説明するにゃ

もしかすると、「言語聴覚士」という職業を初めて聞く方もいるかもしれません。

英語にするとSpeech – language – hearing therapistです。略してST。

ざっくり言うと、“病院等で、言葉や嚥下(飲み込み)のリハビリをする人”、“療育センターのことばの先生”です。

ここで、ことばのリハビリ?と思うかもしれません。

言語聴覚士のお仕事って?

リハビリが必要な人には大きく分けて成人と小児で、原因疾患も就職先も大きく異なるので、分けて説明します。

リハビリが必要な人~成人~

成人では脳の疾患や神経系による進行性疾患などで、失語症や構音障害などの障害に対し、ことばがうまく話せなくなった人に発音をもとに戻したりことばがスムーズにでるよう訓練したりします。

嚥下障害患者に食事介助方法を指導するのも言語聴覚士のお仕事

成人でリハビリが必要な人は大きく以下のように分けられます。

1言語障害失語症や構音障害などでうまく話せない患者さんに対するリハビリ
2音声障害咽頭がんなどで声帯に障害を受け、声の性質が変わってしまった患者さんなどに対するリハビリ
3摂食嚥下障害口やのどがうまく動かせず、上手にごはんや飲み物が飲めなくなってしまった患者さんに対するリハビリ
4聴覚障害聴覚検査や補聴器や人工内耳(頭に埋め込む聴覚を支えるもの)の調整など
5高次脳機能障害人間特有の高次な脳機能(集中や計算など)ができなくなった時のリハビリ

他にのどの動きが悪くなったことによりうまく飲み込めず、飲み物や食べ物でむせてしまう人に、安全にごはんを食べられるように訓練することが主な仕事となります。

また、脳の機能の中でも人間特有の高次なレベルの処理が必要な機能(計算、記憶、集中、などなど)も、脳の病気によって障害をうけることがあります。このような高次脳機能についてもリハビリするのが言語聴覚士の仕事です。

その他にも、耳鼻咽喉科にて補聴器の調整や、聴覚検査を行う業務を行う言語聴覚士もいます。

リハビリが必要な人~小児~

トメトメ
トメトメ

みんなリエゾンって見てる?

小児の言語発達のリハビリのテレビドラマだにゃ!

小児では、区や市の療育センターなどで、ことばの発達が遅れてしまっているお子さんに対してことばあそびでより習得できるようお手伝いしたり、発音のしかたを誤って習得してしまったお子さんに発音の仕方を教えたりします。

大人とは違い、ことばを覚えていくプロセスのなかで、お手伝いしていきます。

ことばの発達訓練

また、ことばだけでなく、さまざまな知能や発達の検査も行います。言語聴覚士というだけあって、聴覚の面もフォローする言語聴覚士もいます。生まれつき耳が聞こえないお子さんに“音声”という存在を教え、“発音”の仕方を教える言語聴覚士もいます。

また、小児のお子さんへのリハビリ訓練だけでなく、親御さんに対して、お子さんへの接し方や不安な気持ちを聞いてフォローするのも大事なお仕事です。

どんなところで働くの?

「言語聴覚士(ST)はどんな仕事か」は分かったけど、

どんなところで働くの?

  • 成人
    • 病院やクリニック(総合病院、脳神経外科、神経内科、耳鼻科、リハビリ科など)、
    • 老人保健施設、特別養護老人施設、老人ホームなどの入居施設
    • デイケア・デイサービス施設
    • 訪問リハビリステーション、訪問看護ステーション、など
  • 小児
    • 特別支援センター
    • 市町村の療育センター
  • その他
    • 言語聴覚士の養成教育機関(大学、専門学校)など

病院や老健などの多くの患者さんを診る職場で経験を積んで、デイケアや訪問サービスにて経験を活かして転職する方も多くみられます。

私個人はすべての職場の苦労を知っているわけではないので、あくまでもいち意見として参考にしてください。

個人的には高校生にオススメの職業だと思います。ただ、デメリットもあるので、下の記事も参考にしてください。

記事 言語聴覚士として働くメリット6選

記事 言語聴覚士として働くデメリット

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