こんにちは、言語聴覚士のトメです。
今回は「食生活アドバイザー」の資格を実際にとってみたトメが
資格をとってよかった理由3選を発表します。
「食生活アドバイザー」ってどんな資格なの?と思った方はこちらの記事をお読みください。
「食生活アドバイザー」の資格とってよかった?
トメは「食生活アドバイザー」の資格とってよかった、と思っているにゃ!
って言っても給料も上がらないし、
もっと他の資格とったほうが
いいんじゃない?
取りたい資格、勉強したいことがあるならそれもいいと思うにゃ
「食生活アドバイザー」の資格とってよかったことを
解説していくにゃ!
本当に資格をとってよかった、と思っています。
理由をまとめてみました。
よかったこと 1:栄養の基礎の基礎を学べる
トメが一番よかった、と思うのはこれです。
言語聴覚士(ST)の仕事面とプライベート面の2方向から解説します。
STの仕事にどう活かせるかと言うと、
- 訪問中に家族に食形態だけじゃなく、献立についてのアドバイスできる
患者の献立のアドバイス
栄養の知識が身につくと患者さんやご家族に食事の相談が気軽にしてもらえるのは大きかったです。
もちろん、栄養士さん、管理栄養士さんに知識は及びません。
患者さんの食事をみて、それぞれの栄養素を計算することはできないからです。
ただ、
いままでは献立のことを聞かれても
「…さぁ??」
としか答えられなかったトメも
明らかに「糖質しかないよね!たんぱく質皆無?!」
明らかに「食物繊維少ないよね!野菜皆無?!」
ということに気付けるようになりました。
患者さんやご家族にとって、管理栄養士さんたちに普段の食事について気軽に相談できる場は、そう多くありません。
その中で、初歩的でも頻繁に会える言語聴覚士に食事の献立について相談できたら
素敵だと思います。
ついでに、トメが働いていた病院では
当時、1回の入院で、栄養指導として1回、2回面談がある程度でした。
特にトメは訪問をやっていて、
嚥下障害がある患者さんを多く持っているため、
食形態の相談を受け、指導・アドバイスをする場面が多くあります。
施設の患者さんは管理栄養士さんが考えたメニューなので、
本当に安心できるのですが、
自宅の患者さんはそうはいきません。
トメ個人の考えは、もっと管理栄養士さんが在宅の患者さんに栄養指導できる場が広がったらいいのにな、と思っていますにゃ!
あとは、プライベートでもいいことが。
- 糖尿病に対する食事の工夫ができる。
- 子どもの献立をより栄養を考えられるようになった。
- 自分の効率よいダイエットに
- 自分の調理した料理の衛生管理がよりしっかりした。
糖尿病の自分の家族への食事の工夫
食生活アドバイザーは栄養と健康面の側面も勉強できます。
トメの家系は糖尿病になりやすいので、
糖尿病の家族と食事について話したり、トメ自身も糖尿病にならないように食事の工夫をするようになりました。
ただ、「食生活アドバイザー」の資格では、
糖質の量までは計算できません。
なので、トメはプラスでこの本を元に家族の糖尿病を気を付けています。
この本のおかげで、
「じゃがいもと長いもだったら、長芋のほうが糖質って高いのか!!」など
学べます。
糖質オフダイエットを行っている方にはいいかもしれません。
子どもの食事の献立に役立つ
小さい子は離乳食があったり、好き嫌いが激しく、
トメジュニアは米しか食べない時も…
そんなときはどんなものを食べさせたらよいかわからず困っていましたが、
「たんぱく質が足りないな」など配慮できるようになりました。
ただ、「食生活アドバイザー」の資格では、
タンパク質の量やビタミンの量まで計算はできません。
ただ、栄養素について詳しくなれるので、
「たんぱく質」の存在を確認する、程度でも我が家での家庭の食事では十分な知識でした。
自分のダイエットに役立った
上記にもあるように、「食生活アドバイザー」の資格ではカロリーの計算をできるようになりません。
ただ、食物繊維は健康的なダイエットに必要な栄養素を意識するのは
かなり大きいことで、トメのダイエットでは大活躍しました。
自分の調理した料理の衛生面がしっかりした
いままでもなんとなく、食中毒に気を付けていた程度でしたが、
生卵を割るときはたまごのからを洗ってから調理したり、
作った料理を常温のまま放置しないように注意したり、
などなにが危険なのかわかったのは大きかったです。
よかったこと 2:周りから評価される
とても難しい、という訳じゃない「食生活アドバイザー」の資格。
ST(言語聴覚士)の国家試験に比べたら、簡単なのに、
トメは一応上司に報告したら、
ちゃんと褒められて、評価されました。
その時トメが思ったことは
仕事で努力したことより
簡単な資格とっただけで評価されるのか…
もちろん、
すべての上司に評価されるとは限りません。
「この忙しいときに」「そんなの勉強するなら○○を勉強してよ」
など思われるかもしれません。
報告するタイミングや上司が栄養学に対し軽視しているかなど見極めて報告しましょう。
でも、取ったからと言って、マイナスに評価されることはないと思うのです。
もし、万が一、悪く言われたなら、もう転職することを強くオススメします。
よかったこと 3:勉強のくせがつく
これは「食生活アドバイザー」の資格に限ったことではありませんが、
正直、働きながらの勉強は大変。
認定STをとっている人とか大学院行く人、本当に尊敬します。
「食生活アドバイザー」の資格は本を1~2冊ちゃんと勉強すれば、
とれる資格なので、
これからのSTのプラスアルファの勉強をしていく、
足がかりとしてオススメです。
トメが使った本はこれです。
図や絵が多くわかりやすかったのでオススメ。
看護師の友達が使った本はこれです。
上の本よりは図は少ないけれど、
試験範囲をより広く網羅していてよかったです。
よかったこと 4:自信がつく
トメは仕事(パートタイム)をしながら、
子育てや家事をしながらちょっと夜更かしをして勉強をすすめました。
トメは基本的にSTとして自信がないタイプなのですが、
正直自信が付きました。
そんな簡単な資格をとったところで…
そんなので自信がつくなんて
トメはトメのペースで頑張った。
結果として、合格したのは事実。
簡単な資格でも、もっていないよりすごいと思うにゃ!
これは誰かに悪く言われても自分のなかで
「まずは、ひとつ、やってやったぜ!」という気持ちで
自信がついたので、資格取ってよかった、と思っています。
まとめ
この4点を読んでみなさんはどう思いましたか?
トメは「食生活アドバイザー」を皆さんにも勉強してもらって
「食生活アドバイザー」についてもう少し詳しく知りたくなった人はこちらの記事も読んでみてくださいね。